f_read

ファイルからデータを読み出します。

FRESULT f_read (
  FIL* FileObject,    /* ファイル・オブジェクト構造体 */
  void* Buffer,       /* 読み出したデータを格納するバッファ */
  UINT ByteToRead,    /* 読み出すバイト数 */
  UINT* ByteRead      /* 読み出されたバイト数 */
);

引数

FileObject
ファイル・オブジェクト構造体へのポインタを指定します。
Buffer
読み出したデータを格納するバッファを指すポインタを指定します。
ByteToRead
読み出すバイト数(0〜UINTの最大値)を指定します。
ByteRead
実際に読み出されたバイト数を格納する変数を指すポインタを指定します。戻り値は関数の成否にかかわらず常に有効です。

戻り値

FR_OK, FR_DISK_ERR, FR_INT_ERR, FR_NOT_READY, FR_DENIED, FR_INVALID_OBJECT, FR_TIMEOUT

解説

読み込み開始位置は、現在のリード/ライト・ポインタからになります。リード/ライト・ポインタは読み込まれたバイト数だけ進みます。関数が正常終了した後は、*ByteReadの値をチェックすべきです。*ByteReadByteToReadよりも小さいときは、読み込み中にファイルの終端に達したことを示しています。

対応情報

全ての構成で使用可能です。

参照

f_open, fgets, f_write, f_close, FIL

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