カレント・ディレクトリを変更します。
FRESULT f_chdir (
const XCHAR* Path /* ディレクトリ名へのポインタ */
);
FR_OK, FR_DISK_ERR, FR_INT_ERR, FR_NOT_READY, FR_NO_FILE, FR_NO_PATH, FR_INVALID_NAME, FR_INVALID_DRIVE, FR_NOT_ENABLED, FR_NO_FILESYSTEM, FR_NOT_ENOUGH_CORE
f_chdir関数は各ボリュームのカレント・ディレクトリを変更します。カレント・ディレクトリはファイル・システム・オブジェクトの初期化が行われたとき、ルート・ディレクトリに設定されます。カレント・ディレクトリは、ファイル・システム・オブジェクトに記録されるため、そのボリュームを使用する全てのタスクに対して影響を与えます。
_FS_RPATH == 1のときに使用可能となります。
// カレント・ドライブのカレント・ディレクトリを変更 (ルート下のdir1へ) f_chdir("/dir1"); // ドライブ2のカレント・ディレクトリを変更 (親ディレクトリへ) f_chdir("2:..");